むちうちはレントゲンで異常なしと診断される？

交通事故でむちうちとなった際に、レントゲン検査で『異状なし』と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

このように、むちうちはレントゲンで異常なしと診断されることがあります。

むちうちがレントゲンで異常なしとなる理由

レントゲンで異常なしとなる理由は、レントゲン検査では骨の異常しか診断できないからです。

つまり、むちうちがレントゲンで異常なしとされた際は、骨には異常がないと診断が下されたことを意味します。

交通事故後のむちうちでは、軽度の痛みや、違和感、頭痛、吐き気など症状がさまざまです。

また、筋肉や腱、靭帯、神経などの微細な負傷が多く、これらの組織はレントゲンでは検査ができません

自覚症状がある程度ある場合や、痛みや違和感が改善しない場合は、マッサージや運動療法などのリハビリや施術を受けるようにしてください。

自覚症状が少しでもあるということは、少なからず筋肉や関節に異常をきたしている可能性が高いといえます。

特に軽度の痛みや違和感、頭痛などは慢性症状として残存してしまうことが多いです。

軽度であっても自覚症状がある場合には、むちうちを軽視せずにリハビリや施術を受けるようにしてください。

むちうちの症状は軽視されることが非常に多く、軽症の場合でも放置すると、症状が悪化してしまうこともあります。